このページではスターバックス リザーブについてまとめています。
スターバックスリザーブって何なの?
そんな疑問に、全国のリザーブ店をまわっているgucciがお答えします。
この記事を書いている人プロフィール
スタバの教科書中の人
ロースタリー東京 初日参戦組の人
リザーブストア、リザーブバー、ネイバーフッド、各種リザーブ店、ティー&カフェ、リージョナルランドマーク店など全国のスタバ店舗をまわっている人
自分でも焙煎をするコーヒーインストラクター
このページでわかること
- スターバックスリザーブとは
- 通常店舗とリザーブ取り扱い店舗の違い
- 取り扱うコーヒー豆
- 抽出マシン・抽出器具
- メニュー、フード
スターバックスリザーブとは
スターバックスでは実に様々な種類のコーヒーが提供されています。
その中でも、より洗練されたコーヒー豆を、スターバックスの通常店舗とは異なる抽出方法や抽出マシンなどで提供してくれるのが スターバックスリザーブというブランドです。
リザーブ店舗と通常店舗の違い
そんなスターバックスリザーブを取り扱う店舗と通常店舗との違いとは何でしょうか。
ざっくりと次の通りです。
リザーブ店舗と通常店舗の違い
- リザーブ専用のロゴがある
- 取り扱う豆が違う
- 抽出するマシン、器具が違う
- フードが違う(一部店舗)
- アルコールの提供がある(一部店舗)
- イタリアンベーカリー プリンチの取り扱いがある(一部店舗)
- 食べ放題メニューがある(リザーブストア銀座マロニエ通り店のみ)
それぞれ具体的にみてみましょう。
リザーブ専用のロゴがある
スターバックスのロゴといえば、サイレンが描かれたこの緑色のロゴを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
一方でリザーブには★とRを使ったロゴがあしらわれています。
Reserveとは「特別な」といった意味を表しており、おそらくですが、★はStarbucksのStar、RはReserveの頭文字を表しています。
グリーンのロゴとスターバックスリザーブのロゴ★/Rとの違いとしては、自動車でいうTOYOTAとレクサス、化粧品でいう資生堂とクレ・ド・ポー ボーテのような関係とでもいいましょうか。
世界のTOYOTAの品質は間違いないですが、その中でもレクサスというプレミアムブランドがスタバでいうリザーブ
取り扱う豆が違う
スターバックスの通常店舗と、リザーブ店舗とでは、取り扱う豆のラインナップが異なります。
通常店舗では ドリップコーヒーなどに 下の画像のようなパッケージのコーヒー豆(コアコーヒー)が使われています。
一方でリザーブではこういったパッケージ、デザインのリザーブコーヒーが使われています。
通常店舗の場合、ドリップコーヒーだとホットかアイスかを選ぶことはできますが、基本的にレジで掲示されている以外の豆を選ぶことはできません。
レジで表示されている本日のコーヒーが、例えば アイスはコロンビア、ホットがサイレンブレンドのときに、どちらでもない豆(例えばケニア)をドリップコーヒーでオーダーすることはできません。
一方で リザーブ店舗の場合、クローバーやハンドドリップなど エスプレッソマシンを使わない抽出の場合、その店舗で取り扱いのあるものの中から好きなコーヒー豆を選ぶことができます。
エスプレッソ系ドリンクの場合、リザーブコーヒーとしては最大3種類(選べる種類の数は店舗により異なる)の中から豆を選びます。
通常店舗では 一年を通して 同じコーヒー豆が販売されています(シーズナルコーヒーなどを除く)。
一方でリザーブコーヒーは基本的に 期間限定のコーヒー豆を取り扱っています(ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシアやウイスキーバレルエイジドコーヒーなど 通年販売されているものも一部あります)。
スターバックスで取り扱いのあるコアコーヒーやシーズナルコーヒー、リザーブコーヒーについてはこちら。
抽出マシン、抽出器具が違う
スターバックスの一般店舗とリザーブ店舗とで抽出器具やマシンも大きくことなります。
一般店舗で取り扱いのある抽出器具は以下の通りです。
スターバックスの一般店舗で取り扱いのある抽出器具
- ドリップマシン
- エスプレッソマシン(マストレーナorマストレーナⅡ)
- コーヒープレス
窒素を加えて口当たりを滑らかにするナイトロというものも一部店舗であったけど通常店舗では廃止になったね
一方で リザーブ店舗の場合、抽出器具や抽出マシンの幅が広がります。
店舗により取り扱いの有無が大きく異なりますが、抽出器具・抽出マシンは以下の通りです。
スターバックス リザーブ店舗で取り扱いのある抽出器具
- コーヒープレス
- エスプレッソマシン(マストレーナ or マストレーナⅡorブラックイーグル)
- クローバー
- サイフォン
- ハンドドリップ/プアオーバー
- モッドバープアオーバー
- ナイトロコールドブリュー
- ケメックス
リザーブでは、通常店舗と違い ドリップは基本的にありません。
以前はロースタリー東京にもあったけど、撤去され、マロニエ通り店とプリンチ代官山T-SITE店、麻布台ヒルズ店の3店舗のみになったよ
クリスタについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
全国にあるリザーブ店舗で基本となる抽出器具・抽出マシンはコーヒープレス、エスプレッソマシン、クローバーのいずれかです。
クローバーについてはリザーブ全店舗ではないですが、50以上の店舗にマシンがあります。
あまり知られていないのですが、クローバーの取り扱いのあるリザーブ店では、通常店舗のコーヒー(コアコーヒー)をクローバーで淹れることも可能です。
例えば ハウスブレンドをクローバーで抽出する、なんてことができるわけです。
その他一部リザーブ店舗では、サイフォンやハンドドリップ、ナイトロコールドブリュー、ブラックイーグルという特別なエスプレッソマシンの取り扱いもあります。
今回でてきた抽出器具、抽出マシン全てで抽出してもらい、様々なコーヒーを飲んできましたが、それぞれに特徴や違いがあるので面白いです。
ロースタリー東京では 同じリザーブコーヒー豆を違う抽出方法で抽出し飲み比べができるブリュー コンパリソン フライトというのもあります。
ブリュー コンパリソン フライトでは「クローバーとコーヒープレス」「クローバーとモッドバープアオーバー」の飲み比べができます。
どの豆をどの抽出方法で楽しむかはもちろん人それぞれですが、乾燥式(サンドライド)のコーヒー豆や、香りに特徴のあるゲイシャなどは高温で抽出できるサイフォンがオススメですし、
ケニアなど酸に特徴のあるアフリカ系水洗式の場合はクローバーのアイスなんかが個人的にはオススメです。
乾燥式、水洗式などはこちらの記事で解説しています。
取り扱うフードが違う
全国のリザーブ店舗では基本的に通常店舗と同じフードが提供されます。
コーヒー豆、抽出器具・抽出マシンに加えて、一部店舗では通常店舗と異なるフードの取り扱もあります。
具体的にはイタリアンベーカリー プリンチを取り扱う店舗です。
プリンチを取り扱う店舗は24/8/9現在 次の通りです。
プリンチ取り扱い店舗
- ロースタリー東京
- プリンチ 代官山T-SITE
- リザーブストア 銀座マロニエ通り店
- ニュウマン横浜店
- オアゾ丸の内店
- 玉川高島屋S・C店
- 麻布台ヒルズ店
- 代沢5丁目店
- 池尻2丁目店
- 奥沢2丁目店
- 駒沢1丁目店
特にロースタリー東京、プリンチ代官山T-SITE店、リザーブストア 銀座マロニエ通り店の3店舗は、パンやドルチェといった軽いものから、ピザやラザニアなどがっつりしたメニューまで幅広く選ぶことができます。
ただし提供されるフードは時間帯でかわる場合もあって、朝の時間帯は 朝の時間帯にあうパンやサラダ系メニューがでたり、昼にはピザやラザニアがでたり と、時間帯にあわせてメニューがかわることもあります。
スターバックス リザーブ 銀座マロニエ通り店では時間帯ごとにかわるプレートメニューもありますし、月替わり・週替わり・日替わりのパスタランチや、夜の時間帯限定で食べ放題メニューもあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
次にニュウマン横浜店、オアゾ丸の内店、玉川高島屋S・C店、麻布台ヒルズ店ではプリンチのドルチェを扱っています。
最後に、旧ネイバーフッド系店舗(代沢5丁目店、池尻2丁目店、奥沢2丁目店、駒沢1丁目店)ではプリンチのパン、ペストリー、デリ、ドルチェを取り扱っています。
ネイバーフッド系店舗では、プリンチフードが展開されるまではスターバックス通常店舗ともプリンチとも違う、アーモンドクロワッサンやアップルパイ、プルドポークサンドイッチなど独自フードの取り扱いなどもありました。
ネイバーフッドのメニューについてはこちらをご覧ください。
また玉川高島屋S・C店や鎌倉御成町店では、2022年9月まで、全国でも3店舗でしか味わえない限定フードなども取り扱いっていました。
メニューが違う
重複する内容もありますが、スターバックス通常店舗とリザーブ店舗とでメニューが異なります。
また、同じリザーブ店でも店舗によって大きくメニュー構成が異なります。
メニューについての詳細はこちらでまとめてあるのでご覧ください。
アルコールの提供がある(一部店舗)
ロースタリー東京(アリビアーモ)やリザーブバー、ネイバーフッドなどではアルコールの提供などもあります。
スターバックス リザーブ ロースタリー東京の3階ではアルコールが楽しめる「アリビアーモ」について、詳しくはこちらでまとめています。
豆の選び方
元々リザーブ通の方や、コーヒーに詳しい方は問題ないと思いますが、それでもやはり敷居が高いと感じる人もおられるかもしれません。
高級なコーヒーを特別なマシンで淹れてくれるのはわかったけど、結局どの豆を選べばいいかわからない…
そんなイメージがあるかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫です。
すっきりしたコーヒーが飲みたい
仕事で疲れたから 癒してくれるコーヒーがいいな
このフードにあうコーヒーありますか?
そんな注文の仕方でもOKです。
それか「オススメありますか?」でも構いません。
スターバックスのパートナー(店員)さんなら、きっと相談にのってくれると思います。
最後に
スターバックスリザーブとは何かということについて、通常店舗との違いを織り交ぜながら、取り扱う豆や抽出マシン、抽出器具の違いや、メニューやフードの違いなどについてまとめました。
是非店舗を訪れる機会がある方はこちらの店舗一覧を参考に店舗を訪れてみてください。きっと素敵な「エクスペリエンス」ができると思います。
リザーブ店舗の中でも最高峰の店舗がロースタリー東京やリザーブストア、リザーブバーというスターバックスのなかでも選りすぐりのスペシャリストが集まる店舗です。
近くにリザーブ取り扱い店舗がない場合、リザーブコーヒーはオンラインでも注文ができます(ロースタリー東京限定のコーヒーなど一部除く)。
気になる豆があればオンラインストアから注文して、自宅でもお楽しみください。
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