ブラジル カリフォルニアエステートってどんな豆?
中止されているリザーブセミナーのかわりに学びの場は無い?
こんな疑問や要望をお持ちの方は今回の記事をご覧ください。
かつてスターバックスでは色々なセミナーが開かれていました。しかし、コロナ以降 セミナーは中止に。21年6月現在、再開の目処もたっていません。感染リスクを避けるためには仕方ないと思う一方、コロナ前のようにセミナー受講したい、という方も多いと思います。ですのでそういった方向けに リザーブセミナーを意識して「ブラジル カリフォルニアエステート」についてまとめたいと思います。
ブラジルについて
まずブラジルについてです。
南米に位置するブラジルはコーヒー豆の生産が世界第1位です。実に世界の3割近くがブラジルで生産されています。広い国土の大半がコーヒーベルトに属しており、北部の熱帯気候から南部の温帯気候まで、どの地域でもコーヒーを育てることができます。そのためそもそもコーヒー農園の数も多く、他国に比べ規模も大きいのがブラジルの生産量が多い理由です。
農園について
カリフォルニア農園は、ブラジル南部 パラナ州という パラグアイとアルゼンチンとの境にあります。
肥沃な火山性土壌に加え、安定した降雨量、そして18-21℃程度の気温。アラビカ種の豆を育てる環境が整ってたエリアになります。
少し話がそれますが、アメリカにカリフォルニア大学デービス校という大学があります。この大学はコーヒーを学ぶための「コーヒーセンター」というものがあります。授業の様子をYoutubeで見たことがありますが、コーヒー分析のラボや、抽出・エスプレッソのラボ、カッピングのラボなどがあります。そんなカリフォルニア大学がコーヒー研究をおこなっていた農園を、ロドリゲス家が買収したため、「カリフォルニア農園(Fazenda California)」という名前になりました。
ブラジル カリフォルニアエステートという豆
ブラジルでは主に乾燥式と呼ばれる方式でコーヒー豆を精製・乾燥させます。
一般的にブラジルを含む南米系の乾燥式アラビカ種の風味は、甘みを伴った、柔らかな苦みと適度な酸味が特徴と言われます。
今回の豆 ブラジル カリフォルニアエステートも乾燥式になりますが、ホームページでは以下の特徴が書かれています。
レーズンやシダー、ビタースイートチョコレートを思わせる甘さとスパイス感が特徴のコーヒーです。
スターバックスHP 「ブラジル カリフォルニア エステート」より
どんな味になるのか、ハンドドリップで抽出しホットで飲んでみました。
飲んだ印象としては、乾燥式のブラジルの王道「ではない」ということです。乾燥式のブラジルでよく聞かれるナッツ感はなく、乾燥式ですが、インドネシアの豆のようなハーバルな印象がありました。ボディとしてはガツンとくるものがありました。温度が下がると、スパイシーさの奥にスモーキーさが感じられる、そんな印象を受けました。
21年6月17日現在、スターバックス リザーブ ロースタリー東京限定の取り扱いになっております。
ですのでなかなか入手しづらい豆ではありますが、ロースタリーに行かれる機会があれば一度お試しください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しはスターバックスのセミナーっぽいか雰囲気がでていましたでしょうか。
もしそういった空気感を感じて頂けたら嬉しいです。
取り上げてほしい豆やその他リクエストがあればコメント欄にコメントお願いします。
ありがとうございました。
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